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ティーファクトリー『AOI』『六号室』~「葵上」より~

2027年01月08日(金) ~ 2027年01月17日(日)

ティーファクトリー

『AOI』『六号室』
~「葵上」より~

ティーファクトリー

『AOI』『六号室』
~「葵上」より~

謡曲・源氏物語「葵上」を現代劇として蘇らせた伝説の戯曲二作品連続上演!!

この5月4日に三回忌を迎えた唐十郎氏の、上演されたことのない戯曲『六号室』と、23年前に世田谷パブリックシアター「現代能楽集」シリーズ第一弾として初演した川村毅作『AOI』を、二作品連続上演いたします。
この二作品は、謡曲・源氏物語『葵上』を基にしているという共通項があります。
文武両道に秀で美しく人を惹きつける光源氏、正妻・葵上、光への想いを断ち切れず生霊となって葵を苦しめてしまう高貴で気品に満ちた六条御息所の三角関係の物語。

二作品とも同じ役柄の登場人物四人により構成されています。同じ俳優が、二作品とも同じ役柄を担います。
“六条御息所”にあたる役どころに、元宝塚トップスターの大空ゆうひ。退団後初の現代演劇出演は『唐版 滝の白糸』(演出・蜷川幸雄)でした。
“光源氏”にあたる役どころに、唐氏の子息であり同様の独特の色気をもってさまざまな舞台で活躍中の大鶴佐助。
“葵上”にあたる役どころに、可憐ながらも力強く、文学作品にも多数出演の内田靖子。
光源氏のライバルであり彼らを俯瞰している“頭中将”的な役どころに、2.5次元舞台で活躍しつつ今年ヤスミナ・レザ作『ART』に出演等、台詞劇にも意欲的な伊崎龍次郎。
そして『六号室』にだけ登場する、いわば現実世界の登場人物たちはすべて、90年代の唐組を支えた金井良信が担います。

演出は両作品とも川村毅がつとめます。両作品とも、両劇作家が40歳頃に書いた戯曲です。
ぜひこの伝説の戯曲二作品連続上演をご堪能ください!

ゲオルク・ビューヒナーによる未完の戯曲、串田和美の新たな上演台本・演出により上演!!!

『ヴォイツェック』は1835年頃に執筆され、実際に起こった殺人事件をもとにした作品。

貧しい下級兵士ヴォイツェックは、医師の人体実験の被験者となりインゲン豆だけを食べ続ける生活を強いられ、次第に幻聴に苛まれていきます。やがて内縁の妻マリーと鼓手長との関係に疑念を抱き、悲劇的な結末へと突き進んでいく。断片的で鋭利な構造を持つ本作は、これまでオペラやダンスなど多様な形で上演され、時代を超えて世界中で注目され続けてきました。

本公演では、串田が上演台本・演出・美術を手掛け、音楽を奏でるのは民族音楽(トルコ、アラブ、インド、東欧、アイルランド)やジャズ、即興演奏を得意とする太田惠資。『ヴォイツェック』を、“見せ物小屋”の内部で物語が展開される、滑稽にして悪夢のような幻想劇として再構築します。

ヴォイツェック役とマリー役は、Wキャスト(Wバージョン/Zバージョン)でお届けします。
​Wバージョン 藤原季節(ヴォイツェック) 宮下今日子(マリー)
Z バージョン 串田十二夜(ヴォイツェック) 大空ゆうひ(マリー)

それぞれの、二つの異なる『ヴォイツェック』を、ぜひどちらもお楽しみください。

出演者の顔写真

『AOI』『六号室』~「葵上」より~チケット先行発売記念イベント
戯曲を声に出して読んでみよう!ちょい読みリーディングワークショップ

観劇がもっと楽しくなるワークショップ!
謡曲「葵上」をもとに生まれた川村毅作 『AOI』と源氏物語「葵の巻」をもとに生まれた唐十郎作 『六号室』、もとは同じでも全く異なる二つの現代戯曲を、みんなで一緒に読んでみます。
実際に戯曲を声に出して読み、演出家から作品について話を聞いてみることで、
観劇するときの作品の見え方も変わるかもしれません。
演劇が好きな方、実際に演じてみたい方、文学や源氏物語が好きな方も、ぜひご参加ください!

日時=11月7日(土) 14:00~17:00
会場=吉祥寺シアターけいこ場
定員=30名(先着順)
参加費=500円
対象=年齢・経験不問(※作中に源氏物語に準ずる性的表現がございます。予めご了承ください。)

うきうき目がキラキラし、周りに音符が浮かんでいる

2027年1月8日(金)~1月17日(日)  【会場】吉祥寺シアター 劇場

       『AOI』…『六号室』 
大空ゆうひ   六条   …六条
大鶴佐助    光    …光一
伊崎龍次郎   透    …是光
内田靖子    葵    …アオイ
金井良信         …弟、看護婦、不動産屋、アナウンス

川村毅 プロフィール

1959年東京生まれ。
85年度岸田國士戯曲賞を『新宿八犬伝 第一巻 -犬の誕生-』にて受賞。
96年、ACC日米芸術交流プログラムによりNY滞在。
98年、ニューヨーク大学客員演出家として招かれ、三島由紀夫作『近代能楽集-卒塔婆小町・弱法師-』英語版を演出。
00年初演、作・演出作品『ハムレットクローン Hamlet Clone』は、02年パリにてラヴォーダン演出・仏訳版リーディング公演等を経て、03年に改作。東京公演を経てLaokoon カンプナーゲル・サマーフェスティバル(ハンブルグ)他ドイツツアー、04年にはブラジルツアーを行った。
03年初演の『AOI/KOMACHI』は同年論創社より戯曲発刊、05年フランス、ムッソン・デテ・リーディングフェスティバルに『AOI』が招かれ、仏訳版を川村の演出により発表、06年には仏訳戯曲も発刊された。05年独訳、07年ミラノ・ピッコロ座にて、伊訳リーディング公演も行われている。07年にはNYほか北米ツアーを英訳字幕により行った。
10年、30周年の節目に「新宿八犬伝 第五巻―犬街の夜―」を創作、25年にわたる連作を完結した。
03年~13年ピエル・パオロ・パゾリーニ戯曲集全6作品を構成・演出、日本初演する連作を完結。
11年世田谷パブリックシアター<劇作家の作業場>として改作を重ねた『4』は、二度のリーディングを経て、12年白井晃氏演出により初演。第16回鶴屋南北戯曲賞、平成24年度文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。その後、ソウルのカンパニーによる韓国語訳版上演、英訳版、デンマーク語訳版リーディング等世界各国で上演。20年、劇作40周年に企画された川村毅による初演出上演は、世界的なCovid-19パンデミックにより延期となり、翌21年に公演を行った。
15年ジョン・ジェスランとのコラボレーションプロジェクト「東京/ニューヨーク往復書簡」開始。18年ニューヨーク ラ・ママにて、それまでの翻訳ワークショップで完成した三章の作品を川村毅&ジョン・ジェスラン共作・演出『Distant Observer 遥か遠くの傍観者』として発表した。
2020年、40周年を機に T Crossroad 開始。
戯曲集他著書多数。

スタッフ

[作] 『AOI』川村毅/『六号室』唐十郎
[演出] 川村毅
[企画協力] 有限会社 唐組
[協力] 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
[主催・企画・製作]株式会社ティーファクトリー
[助成] 文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))独立行政法人日本芸術文化振興会

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