次の発売日は1月11日(土)午前10時です。
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MONO第52回公演『デマゴギージャズ』

02月28日(金) 03月09日(日)

MONOフライヤービジュアル 傾いた家の中に人がいる

こんな人にオススメ!
日常の中の小さな喜びや笑顔を大切にしているあなた!まるでチョコ棒のように人々に愛されるMONOを見よう!

あらすじ

山間部にあるとある建物の中庭。そこに人々が集まっている。この建物や土地の利用の仕方を巡り、喧々囂々の議論が繰り広げられています。この土地の所有者を名乗る人たち、役所の人、郷土史家、町おこし隊など……この土地の帰属がはっきりしていないこともあって話はまったくまとまらない。やがて自分の先祖はこうだったなどと根拠のない言い争いに発展します。

さらに大きな問題が一つ。

その中庭にある「大きな石」。この石には謂れがあり、神聖なものとして伝わっている。移動することなどもっての外だという。皆は頭を抱えます。

さて、時代が遡って明治初期。地租改正が発布されてまもない頃。同じ場所に人が集まっている。この建物の所有者の子供たち、名主など。彼らはこの場所が新政府に取り上げられるのを阻止したいと考えている。そこで目の前にあった「大きな石」に物語を与えることにします。祟りがあるとか、ご利益があるとか。ありとあらゆるアイデアを出し合います。

その石は神聖なものでもなんでもなかった。デマ(デマゴギー)だったのです……。

* * * * *

現在、陰謀論などが広がっています。果たして人はなぜ根拠のない物語を信じてしまうのか。その疑問からこの作品はスタートしました。現在と過去の登場人物たちもリンクさせつつ、人々の弱さ、愚かさ、滑稽さを描きます。

2025年2月28日(金)~3月9日(日)  【会場】吉祥寺シアター 劇場

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19:00★
14:0014:0014:00
19:00★
休演14:00
19:00★

19:00
3/7
(金)
3/8
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3/9
(日)
14:0013:00
17:00☆
14:00
☆終演後、スタッフによる舞台ツアーあり ★平日夜割

2月28日(金)19:00★
3月1日(土)14:00
3月2日(日)14:00
3月3日(月)14:00/19:00★
3月4日(火)休演
3月5日(水)14:00 /19:00★
3月6日(木)19:00★
3月7日(金)14:00
3月8日(土)13:00/17:30☆
3月9日(日)14:00
☆終演後、スタッフによる舞台ツアーあり ★平日夜割

※開場は開演の30分前、受付は開演の60分前

MONOとは

1989年に立命館大学に在籍していた土田英生を中心に、「B級プラクティス」として旗揚げ。1990年以降の全作品の作・演出を代表の土田英生が務める。
1991年にMONOに改名し現在にいたる。
2009年に文化庁芸術祭優秀賞を受賞、2017年に大阪文化祭賞優秀賞を受賞。

MONOでは基本的に一幕ものの作品を創り続けていました。具象化した舞台セットの中ですべてが展開する形式です。しかし前回『御菓子司 亀屋権太楼』では頻繁な舞台転換で場所を変化させ10年の歳月を描くことを試みました。これは私たちにとっては大きな挑戦でしたが、おかげ様で好評をいただけました。味をしめた私たちは挑戦をもう一歩進めてみます。
今回は同じ場所で展開はしますが時代は二つ。「明治初期」と「現代」を行き来しながら「デマ」の正体に迫る物語をつくります!

スタッフ

[舞台美術]柴田隆弘 [照明]吉本有輝子 [音楽]園田容子 [音響]堂岡俊弘 [衣裳]大野知英 [演出助手]neco(劇団三毛猫座) [舞台監督]青野守浩
[照明操作]岩元さやか [演出部]習田歩未 [宣伝美術]チャーハン・ラモーン
[制作]垣脇純子 豊山佳美

[協力]キューブ リコーモーション radio mono
[提携]公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
[主催・企画・製作]キューカンバー 京都芸術センター制作支援事業

お問い合わせ

吉祥寺シアター 劇場

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