3月15日
今日も今日とて、3月17日開幕!吉祥寺まちなかリーディングのお話です。
吉祥寺まちなかリーディングの連載(のような投稿)を、担当のころさんがしてくれています!
これできっとチェーホフと参加のみなさんと会場の魅力は伝わっていることでしょう……!
今回は3本のうちのひとつ、伊東沙保×伊藤毅(いとうたち♪)による『可愛い女(かわいいひと)』の稽古模様についてちょこっと深掘りしてお伝えできればと思います。
今回の『可愛い女』は、神西清さん翻訳のチェーホフによる短編。
これを伊藤ちゃんが、なんと今回のために“翻案”して書き下ろしてくれているのです!
“翻案”とは、既存の作品を原案・原作として、新たに別の作品をつくること。
伊藤ちゃん、伊藤毅さんは、ご自身が主宰するカンパニー“やしゃご”の本公演では、
青年団主宰、平田オリザの提唱する現代口語演劇を元に、所謂『社会の中層階級の中の下』の人々の生活の中にある、宙ぶらりんな喜びと悲しみを忠実に描くことを目的とする。
伊藤毅解釈の現代口語演劇を展開しつつ、登場人物の誰も悪くないにも関わらず起きてしまう、答えの出ない問題をテーマにする。
—やしゃごWEBサイトより
という作風で、社会の中の“硬め”な題材を、ひとの心のやわらかい部分にぐぐぐぐっと寄せた作品をつくられています。
最近では、岸田國士やチェーホフ作品の翻案や演出をたびたび手掛けています。
先日上演されていた岸田國士(去年のまちなかリーディングは岸田國士selectionでしたね!ご縁♪)の『驟雨』も、現代の夫婦の話として、いっそう鮮やかに磨かれていました……!
注:今回の『可愛い女』は、現代版じゃないんですけどね!
ちなみに伊藤ちゃんは、めちゃくちゃ書くのが速い……。
稽古では、伊藤ちゃんはにこにこしながら、
「そのせりふの前、5秒あけましょうか」
とか、ときには
「30秒、いや45秒あけましょうか」
という指示をよくします。平田オリザチルドレン!
(※伊藤ちゃんが所属していた青年団の作・演出家 平田オリザさんは、俳優によくそういう秒数指定の演出をするそうなのです。)
5秒や45秒の中身は俳優に任せている模様。何が起こって、何が終わるのか。
そう、伊藤ちゃんは、とても俳優を自由にしてくれるのです。
俳優といっしょに「この単語って」というような、こまかーい、戯曲の解像度を上げる話をしたり、こまかーい秒数指定や声の高さや速度の演出を加えつつ、
その一方で、俳優がせりふに織り込むもの、想像して、仮説を立てて、つまりこういう話かな、とつくってみるもの、を、にこにこにやにや、おもしろがっているように見えます。
それが出演者一人で立つ今回、どんなに心強いことでしょう!
萎縮せずに自分で動くことを「いいね」ってOKを出される(きっとOKじゃなくてもいいんですけどね!)、安心できる土壌をつくることが、いちばん俳優のやる気と元気が出るっていうのを、ご自身も俳優である伊藤ちゃんは知ってるんでしょうね~
そんな協働作業、どんな成果になるのか、ぜひ観にいらしてくださいね!
『可愛い女』は、
3月17日(火)19:00~ 吉祥寺のスターパインズカフェ、
3月21日(土)12:30~ 武蔵境から徒歩5分ほどにある、レストラン ル・ロジエの2回上演されます。
まったく違う2つの空間での上演、どちらを選びますか?
スターパインズは青い壁が印象的な夜のライブハウスでの3本立て(正確には5本立て!)。
レストラン ル・ロジエは明るい店内で土曜のお昼のランチを食べながらの観劇。
ツウな方は両方を見比べるのもおすすめ!
だって、きっとぜんぜん違うからー!
お待ちしております♪
各会場のご予約はこちらから!↓
※3月26日(木)の福原冠さん出演のカフェ&ワインバルANGELIKAでの公演は完売しております。
ほかの日程も完売間近!?
どうぞお早めのご予約を!
(チェブ)










