2月9日
先日、自分が所属している劇団の10周年企画として、「過去にタイトルをもじった作品を全部観る」というイベントを行いました。
当日のタイムテーブルはこちら。
10:15〜11:55『天使にラブ・ソングを…』(100分)
12:00〜13:43『SAW』(103分)
13:48〜16:08『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(140分)
16:13〜18:34『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(141分)
18:39〜18:43『Let It Be』(4分)
18:43〜22:36『風と共に去りぬ』(233分)
休憩5分というタイトスケジュールで、朝から夜まで映画漬けです。
どれも名作と呼ばれる作品ですが、実はほとんど観たことがなく……。
タイトルは知っているけれど、あらすじすらほぼ知らない状態でした。
当日の朝は気が重すぎて、「絶対途中で寝る……」と思っていたほどです
(あまりの気の重さに遅刻し、『SAW』からの参加になりました)。
ところが、さすが名作。
どれも本当に面白く、眠気を感じる暇もなく、一日楽しく観ることができました。
7人ほどで、やいのやいの言いながら映画を観るのって、やっぱり楽しいですね。
『SAW』は、想像していたよりスプラッター要素は控えめで、
ドラマ部分の比重が高いサスペンス・ホラーでした。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は、
「とにかく陰鬱な映画」という前評判を聞いていましたが、思っていたほどではなく……。
「福祉につなげるべきだったのでは」「彼女自身にも問題がある」
「舞台が日本なら、ああはならないはず」など、作品談義が盛り上がりました。
ホームビデオのような日常と、鮮やかなミュージカルシーンの切り替えが印象的。ビョークの歌声が素晴らしいですね。
「突然歌い出す意味がわからないから、ミュージカル映画が苦手」という方にもおすすめです。
この作品では、歌うこと自体が主人公の現実逃避の表現なので、ちゃんと“歌い出す意味”があるから……。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、
スピルバーグってすげーな!ディカプリオかっこいいな!!
これが実話をもとにしているってすごいな!と、素直に楽しみました。
本筋とは関係ないギャグや小ネタでもきちんと笑わせてくれて、
緩急が効いていて、とにかく観やすい。監督の手腕を見せつけられました。
そして、一番の問題作だったかもしれないのが『風と共に去りぬ』。
おそろしいほどテンポよく話が進み、約4時間があっという間に終了……。
終盤の登場人物の死などは、やや雑というか、ツッコミどころも多い。
南北戦争や奴隷問題など、世界史の知識がもう少しあれば、
もっと違った見え方をしたのかもしれません。
それにしても、衣装はとてもかわいらしかったです。
名作というのは、古びない面白さがあるものですね……。
「名作、観たい!」というそこのあなたにおすすめの公演があります。
吉祥寺シアター主催で、名作の40年ぶりの再演が行われます。

宮澤賢治の作品『シグナルとシグナレス』を、こんにゃく座がオペラ化!
こんにゃく座を昔から観ている吉祥寺シアターの支配人が、
ずっと「『シグナルとシグナレス』が忘れられないほどよかったんだよ」と言っているのを聞いてきたので、個人的にもとても楽しみにしています。
友の会料金は、なんと1,000円。これを逃すと、もう観られないかもしれません。
この機会に、ぜひご覧ください!(ころ)










