7月28日

はじめまして。4月から吉祥寺シアターで働き始めました、はぴすです。

先日、初めて文化会館の公演を観に行った興奮を綴りたいと思います…!
私の初鑑賞は、7/17(金)に大ホールで行われた「フランス国立イル・ド・フランス管弦楽団」のコンサートです!

演劇が好きで吉祥寺シアターに入ったのですが、実は、小さいころからピアノをやっていたり、
中学では吹奏楽部でオーボエをやっていたり、高校では弦楽部でヴァイオリンをやっていたりと、
思い返すと意外に音楽に親しんで生きてきたので、行く前からわくわくしておりました。

そして、改めて考えてみると、生のプロのオーケストラを聴くのは、その日が初めてでした!
いつもテレビや、スマホでクラシックを聴いていたので、勝手にまあまあ聴いてる方だと思っていたのですが、
生の演奏は初めて…!わくわく最高潮の中、コンサートが始まりました。

2階の後ろから2列目の席で、相当後ろだったのですが、傾斜もついており、舞台に近く、肉眼で各楽器演奏者がよく見えました。
配置がまず面白く、左手前にはもちろん、1stヴァイオリンがいて、2ndヴァイオリンが右手前にいました。
2ndヴァイオリンの奥にはヴィオラ、その左にチェロがいて、1stヴァイオリンの横でした。
左奥にコントラバス隊がいて、私の部活では左から高い音順に並ぶ配置だったので、新鮮でした!
その後ろの木管楽器の配置も、たぶん真ん中に1st奏者を寄せるように配置されており、それぞれのソリストが近かったので、
音や息がとっても合っていて、いい配置だなと思いました。

音がとってもまろやかで美しく、うわあ~!!!となりました。(語彙力が無くすみません。。。)

ヴァイオリン群は、12人前後くらいいるのですが、一糸乱れぬ演奏にも関わらず、ただ同じように弾く訳ではなく、
それぞれの奏者の色も持ちながら、ハーモニーとして完全に混ざり合っている感じが、スイミーのようで、素敵でした。

個人的にオーボエをやっていたこともあり、オーボエに大注目してしまいました。
オーボエはダブルリードで、普通に吹くと固めの音になりがちなのですが、本当に丸みを帯びた優しい音色で、
優しさの中に芯があり、メロディーを吹く場面では、一本で全体をリードしていっていて、
合いの手やハーモニーを奏でるときは、隠れすぎず前に出すぎず、縁の下の力持ち、いや、美味しいバケットサンドのフランスパンのようでした…!
本当に美しい音色で、「私が中学生の頃にこの音を聴いていたら、もっと上の音を目指せたのに…!」と後悔しました。

職員としても「ああ、この素晴らしいとんでもない美しい音を中学生・高校生の楽器をしている方に聴いてほしい…!」と、
市民の方々に素晴らしい芸術をお届けする意義や使命感もめきめき湧いてきました。

コンサートは3部構成になっており、2部では、角野未来さんのピアノとの協奏曲を演奏されていました。
角野さんのピアノは、しなやかで、芯の外側にやわらかさがまとっている音で、イル・ド・フランス管弦楽団の持つ音色とマッチしており、
とても癒される美しい響きを聴かせていただきました。
協奏曲が終わった後のアンコールの拍手に応えて少しだけ弾いてくださったピアノソロの曲も本当に美しく、聴けてよかったです。

3部はベートーヴェンの「英雄」でした。聴きながら改めて、ベートーヴェンの凄さを感じました。
今の時代、楽譜のハーモニーがどうなるか、PCを使いながら確認できたりすると思うのですが、当時はそういう技術もありませんし、
オーケストラに試しで音を出してもらうにも時間の制約があったと思うので、この大編成で、メロディーやハーモニーを計算しながら、
1時間全く飽きることのない曲構成を創り出すという途方もない所業に、圧倒されました。
そして、その曲が何百年も世界中で演奏されているということも、凄まじく、お空で聴いているベートーヴェンは何を思っているのだろうとも思いました。

個人的に3部がとても好きで、勝手に十八番の演奏なのではないかなと思っていました。
本当に言葉にできない感動があり、途中涙も出てきました。
なるべく言葉で表現したいのですが、何が理由などはっきり私自身もわからなく、難しいです…。
でもとにかく美しかったことと、フランスからここ武蔵野に来て演奏してくださったこと、
それに立ち会えたこと、ベートーヴェンの努力、管弦楽団のみなさんの努力、自分の人生など、
色々なことが混ざった感動をもらいました。

あと、個人的にヨーロッパでオーケストラを聴くという夢もできました!
もちろん武蔵野で聴けることはとってもありがたいのですが、オーケストラのみなさんのホームのホールで聴くと、
また違った輝きや、会場に馴染んだ音が聴ける気がしました。

とにかく、とてもとてもよかったです!
こういった新しい出会いがあること、ありがたいですね…!

個人的には10/31(土)の「南インドの聖なる歌声」も新たな扉を開いてくれる気がして気になっています…!

ぜひみなさまも新しい出会いを探しに文化会館へお越しください!

(はぴす)

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