皆さまこんにちは。
そろそろ次の発売日の足音が聞こえてくる頃ですが、その前に!
【8月4日ミシェル・ブヴァール オルガン・リサイタル(外部リンク)】の話をもう一度させてください!
(チケットは僅少!記事が上がるころに売り切れてしまっていたらご容赦を!)
ブヴァール氏、なんと御年71歳!!(でもまだまだお元気です)
フランス・オルガン音楽の大家として知られています。
「ふーんフランスにもオルガンが…バッハ(ドイツ)のイメージだったわ……」と思った方、こちらはそんなあなたのためにあるような公演です!!
一般的にバロック音楽やオルガン音楽といえば、ぱっと浮かぶのはもちろんバッハ、ですよね。確かに日本では圧倒的にドイツ系のオルガン音楽の方が親しまれており、知名度も上な気がします。
しかし、もちろんフランスやイタリアなど他の国々でも、同じだけの時間をかけて、練りに練られた伝統があるわけなのです。
さてここで今回のプログラムの作曲家たちを見てみましょう!
クロード・ジェルヴェーズ(1540年以前 – 1558年以後)
16世紀の無名作曲家
ウスターシュ・デュ・コーロワ(1549-1609)
ジャン・ティトルーズ(1563頃–1633)
シャルル・ラケ(1598–1664)
ルイ・クープラン(1626–1661)
セザール・フランク(1822–1890)
ルイ・ヴィエルヌ(1870–1937)
ジャン・ブヴァール(1905–1996) ←注目!
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
お気づきでしょうか……だんだん時代が進んでいることに!
16世紀前半から20世紀まで、足掛け5世紀分のフランス・オルガン音楽の世界を旅することができます。
そしてなんといってもジャン・ブヴァール氏!
ミシェル氏の祖父で、同じく偉大なオルガニストだったジャン氏の曲も注目ポイントです。
最後に【ミューザ川崎でのインタビュー記事(外部リンク)】より、フランスとドイツの音楽の違いについて語っているところを抜粋でご紹介します。
ドイツの音楽はカノンやフーガに見られる、対位法を基礎としており、いくつかのラインが絡み合うような、複雑な構成によって作品が構築されています。対位法はJ.S.バッハによって完成されています。その対極として、フランスの音楽はクープランや後期のフォーレ、ドビュッシー、そしてメシアンに代表されるように、和声(色合いやコード進行)を基礎としています。もうひとつ言えることは、ドイツ音楽は知的に構築されています。つまり、演奏する前に読み、理解し、準備を整えることができます。一方フランス音楽はより感情的で、いくつかの音が特定の感情や性格を要約するなどして、時々とてもシンプルに作られています。フランス音楽は“読む”ことはあまり意味をなしません。ただ演奏すればよいのです。そして芸術の解釈がちょっとしたシンプルな断片から発見され、音楽に息吹を吹き込み、音色の微妙な変化を生みます。こんなところが魅力でしょうか。
この公演を聴けばあなたもフランス音楽の魅力の虜に!
貴重なチケットを手に、フランス・オルガンの世界を旅しよう!!
(みゅー)



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