12月21日
11月末から12月頭にかけて、アーツカウンシル東京の助成対象事業が発表されました。
多くの場合、団体による正式な情報公開よりも助成採択の発表の方が先に出るため、
「来年はこんな公演があるのか」「この団体はこういうことを仕掛けようとしているのか」といった動きをいち早く知ることができます。
舞台芸術の情報をキャッチする手段のひとつとして、とてもおすすめです。
助成の種類はさまざまですが、今回特に注目したのは
「芸術文化魅力創造助成」 と 「スタートアップ助成」 の2つです。
🌐 芸術文化魅力創造助成
こちらは、フェスティバルやアートプロジェクトを対象とした助成です。
採択一覧を見ると、各団体がそれぞれの志を持って、多彩な企画を立ち上げていることが分かります。
近年は「こういった大規模助成がないと、海外アーティストの招聘は難しい」とよく聞きます。
そうした背景もあり、海外アーティスト関連のプロジェクトも多く、要チェックです。
🚀 スタートアップ助成
若手・新進アーティストを対象とした助成です。
作品を観ていくうえで、若手の開拓もしたいと思う一方で、
「どこが面白そうなのか、判断が難しい……」と感じることもあります。
そんなとき、この助成に採択されている団体は、ある程度の信頼がおける指標にもなります。
また、この助成には珍しく 「採択結果の概況」 が掲載されています。
どういった企画が採択され、どんな企画が不採択だったのかが明示されており、
「今後の改善ポイント」を示すような姿勢が見えて、とても良い取り組みだと感じています。
私は演劇と舞踊を中心に興味があるのですが、
今年は特に舞踊のラインナップに「わ〜!楽しみ!」と思える企画が多く、元気をもらいました。
演劇部門でも、自分が関わっている団体が無事に助成を獲得できてHAPPYです。
吉祥寺シアターで行われる公演を見ても、
さまざまな助成金を活用しながら事業が作られていることが分かります。
助成金をとるのは簡単なことではありませんが、
・チケット代が必要以上に高くならないように
・お客様が満足できるクオリティを保つために
多くの団体の制作が必死に頑張っています。
そうした「作品の裏側の努力」が見える団体は、
結果として作品内容も充実していることが多いように感じます。
というわけで、今後の吉祥寺シアターでのおすすめ作品です。
ぜひともご来場ください!(ころ)













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