次の発売日は6月7日(土)午前10時です。

第一回 川柳コンテスト

目次

ご応募ありがとうございました!

【第一回 川柳コンテスト】へのたくさんのご応募、ありがとうございました!

お寄せいただいた川柳は、なんと71句
武蔵野ファンの皆さまのピアノへの愛あふれる作品ばかりで、
ぎゅぎゅっとアルテ係一同、審査をするというよりも、しみじみと鑑賞させていただきました。

*****

今回の傾向として、お題が【ピアノ】ということもあり、
身近なピアノ、家族とのピアノを通じた交流などをテーマにした作品をたくさんご応募いただきました。

お一人お一人の人生、ピアノとのかかわり、出会い、さまざまな思いが
句の向こうに見えてくるような素敵な作品ばかりで、全てをご紹介できないのが残念なくらいです。

*****

そんな力作ぞろいの中から、ぎゅぎゅっとアルテ係が「これだ!」と選んだ受賞作品を、
早速発表していきたいと思います!
※余白や句読点などは、ご応募いただいた表記のまま発表いたします。

まずはお待ちかね【大賞】を、そして惜しくも大賞には届かなかったものの、
メンバーがぜひご紹介したいと感じたいくつかの句に送られる【特別賞】を発表いたします!
最後には、特別審査員の「山石屋のねも舍長」様からの賞も……?!

Let’s スクロール!!

結果発表 【大賞】

【 大賞 】 
孫が弾く 私も習った アラベスク 
               (およよ 様)

コメント:
大賞受賞おめでとうございます!!
お孫さんの初々しいアラベスクと、聴いていらっしゃるおよよ様の懐かしい記憶とが交差し、家族のあたたかさやピアノを弾く喜びが感じられます。家族をテーマにしたほっこりする句はいくつかありましたが、その中でも特に、ピアノという楽器を軸にして、17音の中で3世代という壮大な時の流れを感じさせるストーリー性に、メンバー全員が大賞にふさわしいと同意しました!

結果発表 【特別賞】

【 この感動を忘れないで賞 】
動いたよ! 右手と左手 別々に
              (サザエ 様)

コメント:
ピアノを練習した人が誰しも感じる初めての感動を、最も上手く言い表している句に贈呈される賞です。ピアノを始めたばかりの時のフレッシュな気持ち!思わずにっこりです。

【 技が光るで賞 】
ピカピカの アのドレス着て ノクターン
                   (ピアノ家 様)

コメント:
頭文字をつなげると、ピ・ア・ノ!おしゃれな技にシビれます。この句をご紹介するためだけにこの賞を作りました!

【 想像がふくらむで賞 】
これきりよ 娘と連弾 「白鳥」を
              (スネチカ 様)

コメント:
切ない……。一体どんな背景があるのか、想像がふくらみます。審査会議の中で、メンバー各々がそれぞれ違ったシチュエーションを想起しており、様々な解釈ができるところも高ポイントでした。こちらの句は、大賞候補にもなりました。

【 わかる of わかるで賞 】
我が家の今やピアノは蔵書棚 
            (奴ちゃん 様)

コメント:
激しい共感の嵐……。(目をそらしつつ)
大好きなピアノ、だけど蔵書棚になってしまっている……ごめんよ!という気持ちが面白おかしく表現されていて、ピアノ弾きにはまさに「わかる of わかる」でした!

【 本番あるあるで賞 】
伴奏と心臓の音入れ替わり 

コメント:
心臓の音が客席に聞こえるんじゃないか、と思う時ありますよね。ステージに立つ人ならではの「本番の感覚」を見事に切り取っていらっしゃいます!

【 ほっこりで賞Ⅰ 】
横になる 父の背中が 子のピアノ
              (しゅうまいパパ 様)

コメント:
かわいいちっちゃなおててを背中に感じます。いつか成長して、本物のピアノを弾くようになるのだろうか……。まさに「ほっこり」。今回お寄せいただいたほっこりする句はどれも甲乙つけがたく、その中でもメンバーの推す声が多かったものを選定いたしました!

【 ほっこりで賞Ⅱ 】
妻の弾く 街角ピアノ 古希の色
               (サブロウ 様)
【 ほっこりで賞Ⅲ 】
古希ふたり 街角ピアノ 弾き巡り
            (マダムKOKI(古希) 様)

コメント:
もしや、おふたりはご夫婦でいらっしゃいますか……?(その前提で)いつまでもお元気で、街角ピアノデートを楽しまれてくださいね!
こちらの2句は、ぜひセットでご紹介したい!とメンバー満場一致で決まりました。

【 通ですね…賞 】
そう弾くか 批評家今日は いないから 
                  (パパゲーナ 様)

コメント:
批評家がいないからいつもよりのびのび演奏しちゃう演奏家、コンサートあるある~!「そう弾くか」の驚き、後半の理由での納得感の対比が面白いです。コンサートの聴衆視点の作品の中で、最も票が集まった句でした!

【 目の付け所がイイで賞 】
出鱈目な作曲をする調律師
           (休止符 様)

コメント:
ピアノの調律を横で聞いたことのある人は「なるほど~!」だと思います。音を確かめるために、鍵盤の端から端まで試し弾きをする調律師。実際に存在する曲を弾くのではなく、即興で作曲(?)しながら弾いている様子への着目、お見事です!

【 愛が伝わるで賞 】
ジャズピアノ 今も浮かれる 九十二 
                  (紫 様)

コメント:
うひゃー!「九十二」のインパクト!幅広い年代の方が武蔵野のファンでいてくださることに、メンバー一同感激です。「今も浮かれる」に込められた、昔からお好きだったジャズへの愛、伝わりました!軽やかなピアノの旋律が聴こえます♪

結果発表 【特別審査員賞】

【 ねも舍長賞 】
年齢順 トリを務める 発表会
            (マダムKOKI(古希) 様)

コメント:
わかるわかるー!別にトリが嫌なわけじゃないんだけど……自動的に……笑
今日もピアノを弾く自分に乾杯!

【 山石屋ニッコリ賞Ⅰ
幾千のアルテの住まふスタインウェイ
              (ロケットえんぴつ 様)

コメント:
「アルテ」は武蔵野に訪れた偉大な演奏家たちでしょうか、それとも時代を超えて愛され続ける名曲の数々でしょうか。スタインウェイは全て知っているのです……。

【 山石屋ニッコリ賞Ⅱ 】
夢に見たやっとピアノが我が家に。
               (奴ちゃん 様)

コメント:
マイピアノが我が家にやってきた!!嬉しい気持ち、いつまでも忘れずにピアノに向き合いたいものです。(なお今や蔵書棚……おっと。。)

さいごに

いかがでしたでしょうか。
初のファン参加型の企画、皆さまに楽しんでいただけましたら、ぎゅぎゅっとアルテ係一同、大変嬉しく思います。

受賞作品については、今後配布物や掲示物でご紹介させていただきます。お楽しみに!

そして気づいた方もいらっしゃると思います、今回は「第一回」であることに……!
皆さまのお力添えにより、全く応募作品がなく企画倒れ、ということにはなりませんでしたので、どうやら次回も開催できそうです。
今回受賞された方も、惜しくも受賞を逃した方も、またのご参加をお待ちしております!

それでは、次回の川柳コンテスト開催まで、引き続き《ぎゅぎゅっとアルテ》のコンテンツをお楽しみください!



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